食中毒(しょくちゅうどく)

嘔吐(おうと)・下痢以外の症状

腹痛

こんな病気

 細菌やウイルスがついた食品を食べることで、下痢や嘔吐などの胃腸炎を起こした状態です。原因となることが多いのはサルモネラ、腸炎ビブリオ、ブドウ球菌、病原性大腸菌、ノロウイルスなどです。1人だけが発症する場合と集団で発症する場合があります。

治療&ケア

 治療の基本は水分補給と食事療法で、原因によっては整腸薬や抗菌薬などを使います。細菌やウイルスを早く外に出すために、下痢止め薬は使わないことが多いです。
食中毒は未然に防ぐことが何よりも重要です。新鮮な食材を使う、よく加熱する、調理する前には手指をよく洗う、冷蔵庫を過信しないなど、十分に気をつけましょう。