人見知り

赤ちゃんにとって、ママはかけがえのない存在

 見知らぬ人を見ると不安そうにママにしがみついたり、泣きだしたりするのが人見知りです。人見知りは赤ちゃんがママなど自分にとって身近な人とそうでない人とを区別できるようになるほど知能が発達してきた証拠です。見方を変えれば、ママは自分にとってかけがえのない存在であるという親子の絆がしっかり結ばれているということです。

しっかり抱っこして、気持ちを落ち着かせてあげて

 人見知りのピークは7〜8カ月ごろですが、人見知りの表れ方や時期には個人差があり、なかにはあまり人見知りをしないように見える子もいます。たとえ人見知りをあまりしなくても、ママの顔を見るとうれしそうにするなどの様子があれば心配いりません。人見知りは心の発達のプロセスなので、そのうちなくなっていきます。
人見知りをするうちは、無理に人に会わせて慣らそうとしたりせずに、赤ちゃんをしっかり抱っこして、「大丈夫だよ。ママのお友だちなの」と落ち着かせてあげましょう。人見知りが強くて困るときは、相手の人に「今、人見知りの時期でごめんなさい」と素直に伝えればいいでしょう。