陣痛(じんつう)

赤ちゃんが生まれてくるためには子宮が収縮して赤ちゃんを押し出す必要がありますが、この子宮収縮のことを陣痛といいます。
陣痛が起こるメカニズムはまだはっきりとは解明されていませんが、さまざまなホルモンの働きによって起こると考えられています。
陣痛はおなかの張りから始まり、最初は「これが陣痛なの?」と感じるほどの生理痛程度の痛みですが、しだいに強く、間隔も短くなります。この間隔とは、陣痛の始まりから次の陣痛の始まり、または、痛みのピークから次の痛みのピークまでのことをいいます。この間隔がだいたい10分間隔(必ずしも規則的ではないので、1時間に約6回来たらと考えたほうがいいでしょう)になったら、産院に連絡を。本格的な陣痛が始まったと考えてください。経産婦さんの場合は、一気に陣痛の間隔が狭まることがあるので、15分間隔になったら連絡をしたほうがいいでしょう。