むくみ

おなかが大きくなり、子宮が圧迫されて血液の循環が悪くなると、体がむくみがちになります。むくみは浮腫(ふしゅ)とも言い、塩分を多くとりすぎたり、立っている時間が長かったりするときも起こりやすくなります。
妊娠高血圧症候群(にんしんこうけつあつしょうこうぐん)の兆候や腎臓や肝臓のトラブルの兆候としてむくみが現れることもあるので、妊婦健診では足のすねを押したときのへこみ具合を調べて、むくみがないかどうかチェックします(浮腫検査)。健診でとくに何も言われていなければ、赤ちゃんへの影響は心配いりません。
臨月に入ると足のむくみがひどくなることがあります。足を高くして寝る、おふろに入ってゆっくり足をマッサージするなど、血行をよくする工夫をしましょう。