腰痛

ホルモンの変化に伴う関節の緩みや、姿勢などが原因に

 妊娠してから、腰痛に悩まされるようになった人も多いのではないでしょうか。妊娠初期に、ホルモンの急激な変化に伴い、関節が緩くなります。そのため、筋肉やじん帯などに負担がかかり、腰痛を起こしやすくなります。また、大きなおなかを支えるために背中を反らせた姿勢になる、長時間、猫背の姿勢でデスクワークをする、足を組んで座るなども腰痛の原因になります。

正しい姿勢を意識し、腰痛を改善する体操などをしましょう

 予防策としては、正しい姿勢を常に意識し、椅子に座るときは、背筋を伸ばして深く腰をかけましょう。また、おなかの張りがないときに、足を肩幅に開いて立ち上がり、ゆったりと右に10回、左に10回、腰を回す体操をするのもいいでしょう。 腰痛を改善するには、おなかを支える腹帯や骨盤支持ベルトを着用したり、カイロを患部に貼り温めたり、おふろに入って体を温めるのもおすすめです。マタニティヨガやマタニティスイミングなどで、体を動かすのもいいでしょう。 少しでもラクになる工夫をして、乗りきりましょう。